社会人女子におすすめの恋愛小説5つ

社会に出てから、なんだかときめかなくなった気がする、疲れてしまって恋愛してもうまくいく気がしない。そんな社会人女子におすすめの「大人になったからこそわかる」素敵な小説を5つ、ご紹介します。

愛され続ける名作「一杯の珈琲から」

発売日はなんと1975年3月という、不朽の名作「一杯の珈琲から」は、恋って不器用でそれでいてとっても素敵、と思わせてくれる1冊です。時代を感じさせないオシャレさ、恋する者のじれったさ、背景に流れる音楽まで、そのすべてが陽気でいながら人間味に溢れ、誰かに話したくなる軽妙な一冊です。短編なので、本はあまり読まない、という人にもおすすめです。

 

語り継がれる古典「はつ恋」

ロシア文学にその名を残す、ツルゲーネフの「はつ恋」は、大人になったからこそわかる、恋の痛みやしがらみ、苦悩をまっすぐに描いた作品です。作品には作者の抱える血脈の呪縛ともいえるものが色濃く反映していますが、恋愛小説の古典とも称される素晴らしい世界を、ぜひ手に取ってみてください。

 

読みやすく、心に解けていく「雪のひとひら」

美しく、優しく、そして儚くも激しい女の一生を描いた作品。ファンタジックでありながら、すべての社会人女子に読んでほしい、切なさと愛の温もりがギュッと詰まった一冊です。

 

愛さずにはいられなかったもの「朗読者」

愛と尊厳と、そして、なにがあれば、幸せになれるのか、を流れるような文章と、深い深い感情と、大人になったからこそ感じる寂寥感に溢れたこの作品は、ラストで思わずハッと息を飲むような、それでいて不思議な静謐に満ちています。社会人女子なら、自分ならどうするだろうか、と、自分に置き換えて考えると、幸せを受け入れる勇気のヒントが見つかるかもしれません。ちょっと恋に疲れた、そんな社会人女子にもお勧めです。

 

人なんてみんなそれぞれ!「マンハッタンでキス」

オムニバス形式で進むこの本は、1話1話がパワフルでスタイリッシュな、まるで香水のような作品です。ファーストノート、ミドルノート、ラストノートと、香水がやがて”自分だけのスペシャルな香り”になるように、1つに縛られないそれぞれの読後感と感想にたくさんの共感や愛おしさで、読んだあとにこれこそが自分のための1冊だ、と思わせてくれます。

社会人女子にときめきや、恋の激しさ、愛に深さ、それぞれの形、幸せの在り処の道標になるこの5つの物語は、どれから読んでもいいし、1つの物語だけを切り取ってもかまいません。ファニーな世界から苦悩の世界まで、社会人女子が陥りがちな恋愛の悩みの答えがきっと見つかるはずです。